リモート通訳(オンライン通訳)

Web 会議やオンラインセミナーなど、遠隔地点間の会話の通訳を行います。
国内・海外問わず複数の拠点間で、音声/ビデオ通話のリアルタイムな通訳が可能です。遠隔地にいる取引先との商談、海外支店との会議、研修、セミナーなど様々な用途にご利用いただけます。

オンライン通訳のメリット

  • 移動時間、経費を削減できます。(ご参加者、通訳者の移動費や滞在費を削減)
  • 通訳者の派遣が難しい地域でもご利用いただけます。
  • 国内外複数拠点でご利用が可能です。
  • 通訳者を参加させることで、正確かつスムーズな意思疎通が図れます。

ご利用例

  • 海外拠点との社内会議、研修
  • 海外取引先と打ち合わせ、商談
  • 外国人スピーカーによるセミナー、講義

リモート環境でも逐次通訳と同時通訳が可能

オンライン通訳では直接対面のコミュニケーションと同じように、プロ通訳者による同時通訳と逐次通訳のいずれも対応が可能です。

「どのシステムを使用すればいいか分からない」「当日までの進め方が分からない」といった場合もお気軽にご相談ください。お客様の環境や目的にあった最適な通訳方法をご提案します。

①逐次通訳の場合

各種ビデオ通話アプリケーションを利用した会議やセミナーについて、逐次通訳を行います。お客様が普段使用されているビデオ通話アプリ・Web 会議アプリだけを用いた通訳対応が可能です。少人数の商談や会議でのご利用をおすすめしています。

通訳者はお客様のオフィスもしくは通訳者の自宅から参加します。

逐次通訳
逐次通訳(ちくじつうやく)とは、話者の発言を短く「切りの良いところ」で一度止めてもらい、訳を伝える通訳方法。
対応ビデオ通話アプリ例
  • Skype
  • Zoom
  • Cisco Webex
  • Microsoft Teams
  • Google Meet
  • GoToMeeting
  • 各アプリケーションは、各社の商標または登録商標です。

上記以外のアプリ、ツールを利用する場合も、ぜひご相談ください。

②同時通訳の場合

オンラインの会議やセミナーで同時通訳を行う場合、以下の 3 つの方法のいずれかで対応します。シチュエーションやお客様が普段使い慣れているビデオ通話アプリに合わせて最適な方法をご提案します。

  • 1 つのビデオ通話アプリで実施する(Zoom や Webex の同時通訳機能を使用)
  • 2 つのビデオ通話アプリを使用する
  • RSI を使用する(InterpreteX、Recot)
同時通訳
同時通訳とは、通訳者が話者の発言を聞きながら、ほぼ同時に訳を伝える通訳方法。話者は通訳のために話を区切る必要がありません。
遠隔同時通訳(RSI)とは

RSI(遠隔同時通訳:Remote Simultaneous Interpretation)は、インターネット上で専用の同時通訳プラットフォームを利用することにより、参加者がそれぞれ自分の PC やモバイル端末で同時通訳音声を聞くことができるシステムです。通訳者は映像と音声をモニタリングしながら遠隔で同時通訳を行います。

  • ブレインウッズでは遠隔同時通訳システムとして InterpreteX(株式会社ABELON)/Recot(株式会社放送サービスセンター)を使用しています。
InterpreteXのご利用イメージ

例えば 2 つの会社でそれぞれの会議室に集まってビデオ通話を行う場合、下の図のように、PC 画面で相手側の映像を表示し、別 PC またはモバイル端末で通訳者の音声を聞きます。

interpreteX利用イメージ
画像提供:株式会社ABELON

拠点が 3 カ所以上であったり、自宅から参加する人がいる場合でも、それぞれが自分のスマートフォンを通訳受信機として利用することで、通訳音声を聞くことができます。

スムーズな通訳実施のための取り組みとお願い

バージョンの確認 ご利用システムのバージョンを確認し、同じバージョンのシステムを通訳者が使用するようにします。
リハーサルのお願い ご利用日と同じ環境のもと、スムーズなオンライン通訳が可能かどうか、前もって確認します。
連絡方法・体制の構築 通訳者に指示したいことが発生した場合のご連絡方法を決めさせていただきます。また、トラブル時のご連絡方法もあらかじめご案内します。
事前情報ご提供のお願い 当日の進め方や会議資料、プレゼン資料、データなどの事前共有をお願いしています。
マイクの確認 マイクに故障や不具合がないかご確認ください。通訳者が正しく聞き取れるように、発言者はなるべくヘッドセットをご使用いただくことをおすすめします。

関連サービス/オプションサービス

テレビ会議・電話会議にも対応

テレビ会議システムや電話会議システムのように、お客様オフィスで専用の機器・回線を利用している場合の通訳についても、弊社までお気軽にご相談ください。

字幕翻訳制作・ナレーション収録

リモート通訳を補完する手段として、動画への字幕入れやナレーション制作を承っております。オンライン会議やウェビナーの音声とは異なる言語の字幕やナレーション音声を制作し、貴社のオンラインイベントをサポートします。イベントで使用する動画が予め用意されている場合や、後日研修資料としてウェビナー動画を再利用したい場合などにお役立てください。

FAQ

リモート通訳についてよくあるご質問

既存の Web 会議システムと遠隔同時通訳プラットフォームの併用はできますか?
はい、可能です。
会議の映像と音声は、Web 会議システムで、通訳者の音声は「interpreteX」や「Recot」を通じて、会議参加者に配信することができます。
既存の Web 会議システムだけで同時通訳はできますか?

はい、可能です。
複数の Web 会議システムを組み合わせて対応いたします。ただし、オリジナル映像・音声用と通訳音声用それぞれのプラットフォームが必要となります。

例:Webex と Skype を使用する日英の双方向通訳の場合
言語ごとに通訳音声を配信するアカウントを用意する必要があります(計 3 アカウント)。詳細はご相談ください。

通訳者はどこから参加しますか?

遠隔センターもしくは通訳者自宅から参加します。
貴社にお伺いすることも可能です。

  • 遠隔センター=同時通訳用のスタジオ(エンジニア在籍)
参加者全員在宅勤務の会議でも可能でしょうか?
はい、可能です。
その場合には、事前の接続テストをお勧めいたします。
リモート通訳を利用する環境で気をつけることはありますか?
Wi-Fi は混線したり、不安定になったりする可能性がございますため、可能であれば LAN ケーブルによる有線接続をおすすめいたします。
また、発言者はなるべくヘッドセットをご着用いただき、発言しない方はミュートにしていただきますよう、お願い申し上げます。発言はマイクをご利用ください。
参加者に事前に準備するものは何ですか?
端末を 2 つご用意ください(PC、タブレット、スマートフォンなど)。
音声の聞き取りには有線イヤホンをご使用ください。
海外の参加者と時差があるのですが、早朝・深夜の対応は可能ですか?
対応可能です。早朝・深夜料金となる場合がございますので、ご相談ください。
事前の音声テストは可能ですか?
はい、可能です。
余裕を持ったスケジュールでご準備いただけますと幸いです。
利用できない国と地域はありますか?
中国との接続は使用できる Web 会議システムが限定されることがございます。
ご相談いただけますと幸いです。
複数言語の通訳(リレー通訳)は可能ですか?
はい、可能です。
詳細はお問い合わせください。
リモート通訳と実地での通訳で料金に違いはありますか?
基本的にいずれの場合でも同じ金額でご対応させていただきます。
通訳サービスの料金に関する詳細は『料金プラン』をご覧ください。
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