Brainwoods Staff Blog

「片付け」の効用

こんにちは。ブレインウッズ翻訳事業部の小林です。 お盆も明け、そろそろ秋の足音が…聞こえてきてほしいところです。 今回は私が最近はまっている「片づけ」から考えたことについてお話ししたいと思います。 もともと私自身も家族も片づけが苦手だったので、実家は物であふれていたのですが、数年前近藤麻理恵さんの「人生がときめく片づけの魔法」を読んで以来、 片づけが大分できるようになりました。 実家を出た今は、前に比べれば少なくなったものをさらに減らせないか試行錯誤の日々です。 最近では「断捨離」「ミニマリスト」といったワードを巷でよく耳にします。 詳しい説明は省きますが、どれも根幹には「自分にとって大事、必要なものを見極めるのが重要」というマインドがあるようです。 最近思うのは、この考え方は片づけだけではなくて、日々の生活、仕事でも大切だな、ということです。 特に今の社会は、モノも情報もあふれかえっています。でもその全てを平等に大切にすることはできないですよね。その時に、いかに取捨選択をして、必要なこと、大切なことを選びとっていけるか。「捨てる、手放す」ことは時に勇気がいりますが、そうすることで自分に余裕が生まれて、さらに新しい知識や情報を取り入れられるのではないかと思います。個人個人の取捨選択の力が今後さらに重要になっていくのではないでしょうか。 最近なんだかすっきりしない、うまくいかない…そんな時にはぜひ、身の回りのモノや情報を見回して、片づけをしてみてくださいね。

ボルダリングはじめました

こんにちは、翻訳事業部の春日です。 いよいよリオデジャネイロオリンピックが始まりました。皆さんは何かご覧になったでしょうか。どんなスポーツでも、身体能力を最大限に使って極限を求める姿には魅入ってしまうものがありますね。 ところで私は去年からジムに通い始めており、最近調子に乗ってボルダリング(ジム)デビューを果たしました。ボルダリング(Bouldering)とは、ロッククライミングの中でも道具を使わない「フリークライミング」の一種で、ロープ等の命綱を使用せずに、身体ひとつで壁を登る競技のことです(boulderとは、「大きな丸石」という意味)。 当日は映像部の先輩に手とり足とり教えていただいたものの、運動に縁のない人生を送ってきたことがたたってか、ルールの理解と落ちないようすることで頭がいっぱいいっぱい。それでも全身を使ってよじ登ったり、マットへ飛び降りたりと、久しく経験していない感覚を味わえたのがなかなか新鮮でした。 高度に発達して指先ひとつで何でもできる世の中に、こういう原始的なスポーツが流行っているのも何となく理解できるような気もします。 それに色とりどりのホールド(掴む突起部分)が一面に取りつけられた壁はカラフルなペンキがはねているようで、そこに人がよじ登っている様子を遠くから眺めると現代アートのようだなあとも感じたボルダリングデビューでした。 2020年の東京オリンピックの追加種目としても選ばれたクライミング。一体どのようなゲームが繰り広げられるのか、今からでも楽しみですね。

京都旅

こんにちは!今回は映像翻訳部、佐野が担当です。暑い日々が続きますが皆さまいかがお過ごしですか。私は若干夏バテ気味なようで、最近バッグにいつも梅干しが入っています。。。 さて、去る7月の三連休、暑い中、東京のスタッフ何名かで京都に行ってきました。 着いた途端、陽射しが強く、空気もムワッとしていて早くもめげそうになりましたが、鴨川へ行ったり、下鴨神社へ行ったり、みたらし団子や冷やし甘酒をいただいたり、暑さに負けず京都を存分に楽しみました。 土曜日の夜は祇園祭りの宵山(山鉾行事の前祭)の様子も見ることができ、駒形提灯とお囃子と、屋台と人と、活気がなんとも言えません。お囃子はあの高い音とメロディーがとても日本らしくて、涼やかで、聞いていてとても気持ちが良いですよね。日本の文化や伝統はやはり素晴らしいなと感じます。ちなみに駒形提灯は鉾ごとにこだわりがありデザインなどが違っているそうですよ。面白いですね。 正直言ってしまうと、あまりの人の多さに迷子にならないかヒヤヒヤしていたことの方が印象強かったのですが 笑 。それだけ人々に愛される行事ということですね。 京都のスタッフにも会うことができ、とても有意義な旅行でした。 さて、最近は日本全国津々浦々のお客様から、訪日外国人観光客向けの翻訳などお問い合わせを多くいただいております。日本の良さを世界に広めるお手伝いができ、嬉しい限りです。皆さま、ご興味あれば是非お問い合わせください!

バラエティ番組にみた考え方のバラエティ

こんにちは。映像翻訳事業部の手代木です。 先日、テレビでバラエティ番組を見ていた時のことです。 番組内では、タトゥーの是非を問うていました。 「自分が入れたいと思うならいいと思う」という日本人の若い世代と、 「タトゥーお断りとしている公共の場が多いということは、タトゥーが認められていないことの証だ」とするお年寄り世代が対立していました。 しかし、私が気になったのは、タトゥーとは別のところでした。 お年寄り世代の発言を聞いた外国の方が、こう言ったのです。 「そういう考え方は島国の考え方だからやめた方がいい。これからは世界がつながってくのだから。」 確かに、タトゥーが文化である国々から見れば、タトゥーを受け入れられないという考え方は狭量に見えるかもしれません。 そして、これから海外の人が日本に来ることも、日本人が海外に出て行くことも、どんどん増えるだろうことも確かです。 ですが、世界の中では少数派だから間違っている。考えを改めるべきだ。という考え方も違うのではないかと思うのです。 グローバルな社会だからこそ、他人の考え方を否定しないことが大事なのではないでしょうか。 自分が理解できなくとも、そういう考え方もある、と認めることはできるのではないでしょうか。 その先に、誰もが生きやすいグローバルな世界があるのではないか、とバラエティ番組を見ながら真剣に考えてしまいました。

カルチャーギャップ

翻訳部の田島です。以前、仏領マルティニークとイタリアのエグゼクティブ6名をアテンドして、地元の公立中学校を見学する機会がありました。 皆さん見るもの聞くものすべて新鮮なようで、学ランとセーラー服など統一された身なりに興味を示し、下駄箱に蓋と鍵がないこと驚き、校舎の手入れが行き届いている(しかも掃除は生徒による)ことに感銘を受け…。中でも特に興味を惹かれていたのが学校給食での次の点でした。 教室で配膳、食事をする 生徒が配膳する 配膳のプロセスが整然としていてとても早い 全員に食事が行き渡ってから「いただきます!」 言われてみて初めて「なるほど!」と気が付いたことばかり。我々、教育を通じていろいろな価値観や信念をプログラミングされているのだなと思いました。 考えてみると、他にも「一を聞いて十を知る」「和を以て貴しとなす」「出る杭は打たれる(好きな言葉ではありませんが) 」などなど、無意識に日本人として日々の行動に結びついているものが多くありそうです。 外国人とのコミュニケーションにおいて、翻訳であっても仕事上のやりとりであっても、そのような文化的背景について自分自身で気が付いた上で言葉を尽くして伝えていく必要があるなと改めて思ったしだいです。 と、あまり力をいれなくとも、いわゆるカルチャーギャップに直面した時、良い悪いの判断を脇にポイと置いておき、好奇心を持ってそのギャップを楽しんじゃえぐらいの心構えでいられるといいですね。

「新見暢朗の翻訳よもやま話」はじまりました!

本日、「新見暢朗の翻訳よもやま話」ページをオープンしました。 筆者は、トップクラスの日英実務翻訳者であり、ブレインウッズの経営顧問を務める新見暢朗氏です。 新見氏は、国内電機メーカーに就職、そのうち通算15年間を米国ロサンジェルスの現地法人で勤務。10年前より翻訳者として独立されました。ブレインウッズでは日英・英日翻訳を問わず、翻訳を担当していただいています。 彼の手がける翻訳は常に、原文の行間を汲みつつ、冗長を排し、理路整然としており、国際企業のドキュメントに相応しい文書として仕上がっています。毎回期待以上のものが出来上がるためか、新規でご発注いただいたお客様は、必ずリピーターとなってくださいます。 彼の手には(または彼の脳裏には)、翻訳の神様が宿っているのだと私は信じて疑いません。 氏にはブレインウッズの翻訳スタッフ研修を数年前から依頼しており、その内容がまた素晴らしいので、月一回のペースでWEBに掲載させていただくようお願いしました。 英語を使ったコミュニケーションに携わる人必見の内容になること間違いありません。 そして、読まれた方の手にも翻訳の神様が訪れますように! ぜひ、第一回「翻訳とは何か」からじっくりお読みください。 笹波

RockCorps

こんにちは。企画営業部の手嶋です。皆様はGWゆっくりと休暇をとられましたか。 今回は私が昨年に引き続き、今年も参加を考えております、音楽とボランティアが融合した社会貢献プロジェクト「RockCorps」についてご紹介したいと思います。 RockCorpsは「4時間以上のボランティア活動をすると、アーティストの音楽イベントに参加できる」という仕組みで、2003年にアメリカで誕生しました。現在では日本を含め、イギリス、フランス、イスラエルなど世界10か国で活動が行われています。 活動報酬として参加できる音楽イベントには、これまで、レディー・ガガ、リアーナ、スヌープ・ドッグ、マルーン5、デビッド・ゲッタなど世界的に人気のあるアーティストが出演しており、今年は世界中で大ヒットを記録した一曲「コール・ミー・メイビー」で有名なカーリー・レイ・ジェプセンさんの出演が決定しているようです。 ボランティアの活動内容は主に地域産業支援(農場のお手伝い、事業者マップ作成)、環境再生(海岸清掃、被災した民家の片づけ作業)、暮らしサポート(仮設住宅の生活サポート、被災した写真の洗浄)があります。 私は昨年、被災した写真の洗浄・修復作業に参加をさせていただきました。震災時に海に流され、汚れてしまった写真を、丁寧に一枚ずつ綺麗に修復し、持ち主に届けようと毎週活動を続けていらっしゃる「特定非営利活動法人 フォトサルベージの輪」の方々の想いが伝わり、私も一所懸命お手伝いをさせていただきました。今年もこちらのお手伝いをさせていただく予定です。 音楽やボランティアに関心のある方は、ぜひチェックしてみてください! RockCorps:http://rockcorps.yahoo.co.jp/2016/ 特定非営利活動法人 フォトサルベージの輪:http://photosalvage.net/

気になる世界の母の日事情

こんにちは。企画営業部の折原です。 先週の日曜日は母の日でしたね。 世界でもメッセージを送ったり、お花を送ったりというのが 一般的なようですが、各国のちょっとした違いを見ていこうと思います。 オーストラリア 花を贈る際の定番はカーネーションではなく、菊です。 菊は英語で「chrysanthemum」と言うようで、略すと「mum=マム」となることから、母の日には菊を贈るみたいです。 日本で菊のイメージは、葬儀用の花という感じなので、びっくりですね! 韓国 オボナイルと呼ばれ父母の日とされています。 韓国でもカーネーションは贈り物の定番ですが・・・、 もっと喜ばれるのは「お金」や「商品券」なのだとか!笑 これは日本でも喜ばれそうですね。 フィンランド 当日朝、まだベッドで寝ている母親のもとに、 家族が母の日のプレゼントと一緒に朝食を運んで来てくれる習慣があるようです。 寝る場所で食事なんて、日本でやったら少し怒られそうですね…onz。 感謝の気持ちの伝え方は色々でしたが、興味深い違いがありましたね。 最近では、誕生石を贈るというのも人気になっているようです。 皆さんはどのようにされましたでしょうか。 面白い贈り物があれば教えてもらえたらなと思います。 ちなみに私はいつもメッセージのみです・・・。

お見舞い

こんにちは。翻訳事業部の本領です。 熊本地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。 東日本大震災から5年経ち、メディアでも特集が組まれていた矢先の震災で、 私自身も災害に対する備えの大切さを再認識し、改めて家の備蓄などを確認しました。 災害対策を考える上で、自分が住んでいる地域がどれくらい災害に弱いのかを把握しておくことはとても大切です。そこで、お住まいの地域に地震が発生した時に、どれくらい揺れが大きくなり得るかを確認できるサイトをご紹介します。様々な行政・研究機関がハザードマップを公開していますが、ピンポイントで住所検索ができるので、把握しやすいのではないかと思います。 「揺れやすい地盤 災害大国 迫る危機」(朝日新聞DIGITALより) 住所や地域名を選択すると、その地域がどれくらい揺れやすい地盤なのかを確認することができます。検索していただき、揺れやすいと評価された地域にお住まいの方は、今一度避難所の確認や、備蓄の確認などをされてはいかがでしょうか。 とにもかくにも、被災地の方々が一日でも早く安心して過ごせる日常に戻れることを願っています。

4月1日、京都支店がオープンしました!

こんにちは。京都支店長の朴です。 京都支店の開設に伴い、3月末に東京から引っ越したばかりなので、まだまだ不慣れな部分も多く、未だに出勤のときはちゃんと会社に着くのか、毎朝、不安を感じています(笑)。 でも、これからの新生活、支店での仕事がとても楽しみです。 京都に来て思ったのは、外国人観光客が本当に多いことです。季節の関係もあると思いますが、週末は想像以上にどこも混んでいます。さすが観光地!と感じました。 外国人観光客が多い為、経済効果はあるでしょうが、やはり外国から訪れる観光客との文化の違いから、時には困ることがあるのも現実です。 「京都のトリセツ」をご存じですか?これは、外国人観光客に守ってもらいたいマナーについて、一目で分かりやすいよう、イラストが多用されたリーフレットです。 まだ英語版と中国語版しかないようですが、これからいろんな言語に翻訳できたらいいなと思いました。また、お店のメニューの翻訳、外国人スタッフなどなど、今後、ブレインウッズがお手伝いしなければ!と思うことが多くありました。東京ではあまり見えなかったことが、新しいところに来ると、いろんな視点で考えることが出来て面白いですね。 When in Rome, do as the Romans doのことわざの通り、どこかに旅行に行く、または生活するときは、現地の文化や習慣を知ることはとても大事です。私も京都の文化を勉強して、少しずつ吸収しているところです。 翻訳・通訳だけでなく、言語でお困りのことがあれば、いつでもブレインウッズにご相談ください。 京都支店情報はこちら 近畿・中国・四国・九州地方の皆さま、ぜひお気軽にご利用下さいませ。 おおきに!