2015新語・流行語大賞
今年の新語・流行語大賞が「爆買い」と「トリプルスリー」に決まりました。今年はインパクトのある候補が少なく、選考も大変だったようですね。「トリプルスリー」なんて野球ファン以外は分からないように思えますが・・・。
日本では毎年恒例の同イベントですが、世界でも流行語大賞と言えるものがあるようです。
過去の世界の新語・流行語を見てみると、イギリスでは禁煙ブームの波のなか「電子タバコ」を意味する「Vape」という単語が選ばれました。アメリカでは昨年大きな社会問題となった「エボラ出血熱」が、中国では「中国夢」という政治スローガンが選ばれています。日本と比べて、政治や国際情勢に関連するワードが選ばれることが多いようです。また、「Selfie(自撮り)」も、SNSの普及とともに全世界で流行した新語と言えるでしょう。
世界中で日々新しい言葉が生まれ、流行り、廃れ、変化したりしています。それが言葉の魅力であり、難しいところでもあります。新語や流行語のニュースを耳にするたびに、「このワードはなんて訳せばいいんだろう…?」と考えてしまうのは職業病でしょうか?
古橋