芸術の夏
こんにちは、翻訳事業部の佐野と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
暑い日々が続きますが皆様いかがお過ごしですか。こう暑いと、外へでかけず、つい家で1日ごろごろと過ごしてしまう、というかたも多いのではないでしょうか。少なくとも私はその一人で、何となく一日を無駄にしてしまいます。そんな日々が続く中、先日暇を持て余して家の本棚を探っていると、大学の西洋美術史の授業で使っていた文庫本が目に留まりました。
折角なので読んでいると大学の授業内容が思い出されました。マネ、モネ、ドガ、スーラ、シニャックなど、絵としては個人的に印象派が好みですが 、大学の授業で面白かったのはそれより前の、ギリシア・ローマから自然主義の作品でした。 当時の文化、信仰、または物語を表しているものが多く、それらの解説はとても興味深いです。
例えば写真のボージャンの作品は一見ただの静物画ですが、17世紀の禁欲的な宗教思想を表した絵なのだそうです。宗教画の要素としてパンとワインは象徴的ですが、それに加え後ろのカーネーションも三位一体を表しています。(長くなるので詳しい解説は割愛します。)
話がそれましたが、そうして本を読むうち、自分も何か描きたいという衝動にかられ、、、数日後、いつの間にか世界堂でキャンバスを買っている自分がいました。まだ何を描くか決まっていませんが、きっと家の中で過ごす休日を充実させてくれることでしょう。絵に夢中になっているうちにこの暑さが和らいでしまえばといいなと思います。(完成する頃には暑さが和らぐどころか寒くなっている気もしますが、、)
とても個人的な内容となってしまいました。皆様お付き合いいただきありがとうございます。
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