結局エープリルフールに嘘をつくのを忘れました
こんにちは、映像翻訳部の中山です。
前回の記事を書いてから半年が経ち、色々なことがありました。
※メインは映像翻訳事業部のオフィス移転
※しかしおかげで猫を見る頻度はすっかり減りました
気付けば早くももう4月、新年度の始まりです。気持ちや環境を新たに臨む人も多いのではないでしょうか。
私はといえば、おかげさまで大きな変化はなく、つつがなく4月1日を過ごすのだろうと思っておりました。
友人に「今日、Google Mapでポケモン をゲットできるらしいよ」と言われるまでは…!
そうです、毎年恒例エープリルフールジョーク(http://www.google.co.jp/maps/about/pokemon/) !
そしてYouTubeにUPされた映像のクオリティ(http://youtu.be/4YMD6xELI_k)!
せっかくだからゲットしてやろう、とゲームボーイでポケモン赤緑しかプレイしたことのない私がポケモンマスターへの道を踏み出したのは、4月1日午後8時、目黒川河畔で花見をしている最中でした。
早速六本木でポケモンを何匹か捕まえて、楽しくなってきた。そのうちに、地元にいるかしら、なんて検索をかけたり、皇居の周りをまわってしらみつぶし作戦に出たりと、Google Map上で日本中を行ったり来たりしているうちに、いつのまにか10匹になり、20匹になり……30匹になる頃には、半時間ほど経ったときでした。(当初の目的である花見がぞんざいになってきた)
日本の世界遺産に多くいる→まさかポケモンがいるのは日本だけじゃないんじゃ、とさっそく調べてみると…
寒くなってきた目黒川河畔から居酒屋に移動しても我々の探索は止まらず、最初はライバルとして数を競っていた友人が携帯のバッテリー切れにより脱落する頃には既に敵意は消え、「こうなったら何がなんでも大台(100匹)突破」という目標に向かって共に戦う仲間となりました。
23時を回る頃、ついに私の携帯のバッテリーも費え、4月1日は82匹にて終了。夢の大台には届かなかった悲しみと、最後まで自分たちの力だけでやり切った、という達成感とを感じながら帰宅しました。
しかし4月1日限定だと思っていたこのゲーム、実は現時点(4月4日)でまだプレイ可能!翌日昼に無事に100匹を達成しました。
目標に向かう強い気持ち、ライバルから仲間になるその過程……Google先生に得難い体験をさせていただきました。ポケモンマスターへ一歩近づいたという自負と共に、この春からも頑張って行きたいです。
さて、これまでの写真でお気づきかもしれませんが、私はiPhoneの設定言語をフランス語にしていたので、Google Mapもフランス語表示となっています。そうすると、お馴染みのポケモンたちの名前もフランス語仕様!
たとえばヒトカゲはSalamèche(読み方:サラメッシュ)。Wikipediaによると、火を司る精霊サラマンダー(salamandre)+火花(flammèche)から来ている模様。
※ちなみに英語ではCharmander。こちらも語源はフランス名と同じような感じのようです。語順は逆ですが。
Wikipediaフランス版によると、ポケモンというゲームを各言語に翻訳するにあたって、その国の特に子供にとって覚えやすい名前にするため、名前はスマートかつ描写的(見た目や属性を表す)なものが付けられたそうです。
このような、単純に字義的な翻訳ではなくその国の文化等に合わせて“再創造”する、その作業のことは「ローカライズ」と呼ばれています。原文の読解力に加え、訳文を使用する国・地域の文化、製作者の意図、訳文の使用方法等、様々な事柄への深い理解が必要となるため、一筋縄では行きません。
翻訳会社ブレインウッズでは、優秀な翻訳者による質の高い訳文はもちろん、きめ細やかなヒアリング、打ち合わせを通してお客様の求めるレベルの翻訳を柔軟に提供します。是非一度ご相談ください!