Brainwoods Staff Blog

浅田次郎「天切り松」シリーズにプロフェッショナルのあり方を学ぶ

こんにちは。企画営業部の中島です。新年明けましておめでとうございます。皆さんは昨年、どのような本に出会いましたか?

私は浅田次郎氏の作品にすっかり魅了されてしまいました。数ある同氏の作品のなかでも特に気に入ってしまったのが「天切り松 闇語り」シリーズ。第一巻から第四巻、そして「天切り松読本」まで一気に読んでしまいました。読み物としてのおもしろさは勿論ですが、少々オーバーに言えば、生き方や職業人(プロ)としての仕事への向き合い方を教えてくれる本です。読み返すたびに、背筋が伸びる気がします。この本にもっと早く出会いたかったという思いと、出会えたことへの感謝の気持ちを抱けた、久しぶりの本でした。

そういえば、「天切り松 闇がたり 4 昭和侠盗伝」では、表参道の青山アパートメント=同潤会アパート(現在は表参道ヒルズ)が、親分さんの住処として登場します。私たちのオフィスは、そこからほど近い場所にあるので、この小説を読みながら昭和初期のことをいろいろと想像してみたりもします。

表参道のけやき並木。左手は表参道ヒルズ

表参道のけやき並木。左手は表参道ヒルズ
Pic by S. Kogawa