吾輩は猫ではないし名前もあるが猫が好き
翻訳会社ブレインウッズのスタッフブログ、今回は映像翻訳部の中山が担当致します。
ご存知の方は少ないとは思いますが、ブレインウッズは私を含め、無類の猫好きが集まる会社です(ハリネズミの飼い主もいますが)。
自分が使っているパソコンのデスクトップを自分が撮影した美猫ショットにしている人がいたり、猫の置物が置いてあったり(私です)、マウスパッドも猫の座り姿のシルエット型にしてみたり(私です)、はたまたいつかヘンゼルとグレーテル風に階段の一段一段にエサを置いて、その辺の猫をオフィスへ誘い込めないかと画策し、デスクの引き出しにこっそり猫のエサを備えている人もいます(怒られると思って今まで黙っていましたが私です)。
飼い猫も可愛いですが、やはりノラ猫の野性的な魅力に惹かれます。
大学時代から、“一都市一猫”を目指して、旅行に赴いてはその土地の猫を探すことを義務としてきました。
モロッコのエッサウェラで見た眼光鋭い子猫たちや、ポルトガルの港町ポルトの路地で触れ合った眠たげな猫、パリ・モンマルトルの不機嫌そうな猫など、その地域それぞれ特色のある猫と出会えて楽しいものです(ちなみに直近で見たのは岐阜・下呂温泉の川のそばでした)。
フランス語ではノラ猫は“chat de gouttière”といいます。chatは猫、gouttièreは屋根や軒を表す古語です。「屋根の上の猫」と言ったところでしょうか。パリではアパルトマンが多く、日本のように三角型のつるつるの屋根ではないので猫たちも歩きやすいのでしょうね。
ちなみに猫が鳴く時のフランス語の動詞は“miauler”。カタカナで発音を書くとすれば「ミォレ」。なんとなく「ミャー」「ニャー」と似ていて、実際に言ってみると可愛い!
猫一匹にも、単語一つにも、地域の特色があらわれます。
微妙なニュアンスを大事にする、丁寧な翻訳を心掛けていきたいものです。
ところでブレインウッズでは、動物関連の翻訳・通訳案件も多数経験がございます。
ペットケアや動物病院のパンフレット、動物関連ドキュメンタリーの映像翻訳等、幅広い内容に対応できる人材を揃えております。
http://www.brainwoods.com/translation/industry/medical.html
是非一度ご利用ください。