あやしい日本語、スボツノス・サノツ
映像翻訳事業部の宮入です。ここ数カ月、社会や生活が大きく変わりつつありますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。コロナ禍前の生活と今の生活にギャップを感じている方も多いのではないでしょうか。私は感染症流行の前はよく韓国へ旅行をしていたのですが、今は簡単に入国できなくなってしまいちょっと悲しいです。今回は今までの韓国旅行で撮ったちょっと変な日本語の写真を 3 つ紹介します。 ソウルには日本料理店も多く、日本語をたくさん見かけます。しかし、ときにはあやしい日本語を見つけることもあります。 例えば、食堂が並ぶ通りでみつけたあやしい日本語。 上の「まどろめば」の正体も気になりますが、下のトッポッキも思わず注文したくなりませんか?う〜ん、なるほど… サウナで見つけた気になる部屋。 鼻かく部屋…。多分いびきをかく人専用の睡眠室なのですが、まさか鼻がムズムズする時に入っていって、誰にも見られないようこっそり鼻をかく部屋…じゃないですよね? 1 番のお気に入りは散策中に見つけた看板です。 スボツノス・サノツ、まるで SF 映画に出てくる悪役の名前ですね。これは流石に日本語だけでは何が書いてあるのやら…。 どうやってその表記にたどり着いたのか考えるのも、あやしい日本語の楽しみ方のひとつです。一体全体、なぜスポーツ・マッサージがスボツノス・サノツになってしまったのか。私の見解はこうです。 よく見ると「スボツノス」の直後の「ツ」の一部が剥がれている。よって実は 「スボツノス・ツサノツ」である。 次に、「ー(長音符)」とカタカナの「ノ」を取り違えてしまった。よって 「スボツース・ツサーツ」である。 5番目の「ス」は「マ」と書いたつもりだった。 「スボツー・マツサーツ」 末尾の「ツ」は「シ」と書いたつもりだった。 「スボツー・マツサーシ」 濁点・半濁点がちょっぴり苦手だった。 「スポツー・マツサージ」と書くつもりだった。 「スポツー・マツサージ」 ここまでくれば、繰り返し読んでいるうちに「スポーツ・マッサージ」が頭の中に浮かびそうです。外国語って、ちょっとした間違いが重なると、まったく意味の通じない言葉になってしまいますよね。もしかしたら自分が発した言葉も、知らない間にスボツノス・サノツに化けているかも…。 さて、スボツノス・サノツに関する皆さんの見解はいかがでしょうか。ご意見お待ちしております。