新しい挑戦in台湾
こんにちは。通訳事業部の砥山です。爽やかな春の暖かさから、じめっとした湿度の高い蒸し暑さに変わりつつあり、梅雨の訪れを少しずつ感じています。さて、先月はゴールデンウイークがありましたね!皆様はいかがお過ごしでしたでしょうか。私はせっかくのお休みということで、台湾に行ってきました。 私は台湾を訪れるのは2回目なのですが、初めて行った際、安くて美味しいご飯と優しい台湾の人たちに感動し、台湾がとても好きになりました。今回は、私が前回挑戦できなかったものやことに挑戦してきたので、ご紹介いたします。 新しい挑戦1 九份と十份にローカル線で行く! 皆さん、九份はご存知かと思いますが、宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」のモデルになったと言われている場所です。十份は、ランタン飛ばしができることで有名で、夜だけでなく日中でも、願い事を書いたランタンを飛ばすことができます。九份と十份は台北の中心地からは離れているので、訪れる際はツアーを利用するのが便利なのですが、前回ツアーを利用したので、あえてローカル線に挑戦してみました。今回は十份⇒九份というルートで巡り、昼間にランタンを飛ばし、夜はライトアップされた九份を見に行きました。ルートはこんな感じです。 台北~瑞芳:ローカル電車 1時間程度乗りっぱなし・乗り換えをします 瑞芳~十份:ローカル電車 3両しかないのに観光客であふれている、満員電車 (30分くらいでしたが、人が多くてとてもしんどかったです・・・) 十份~瑞芳:ローカル電車 九分に向かうために戻ります、ホームの混み方が東京と同じくらいでした!!!(再度、満員電車に揺られます) 瑞芳~九份:バス 渋滞がひどくてなかなか進みませんでした、こちらも20分程度 何と言っても、電車とバスの需要と供給が合っていない!車両は短く、本数は少ないのに乗車率はすごいのです。しかし利用者は観光客ばかりでした。こんなに疲れる移動はなかなかないというくらいに最後は疲労困憊でしたが、自分の力で電車やバスを乗り継ぎ、よくわからないままにも目的地にたどり着く旅のスリルとワクワク感と達成感はやはり楽しいです。念願だったランタン飛ばしも体験でき、九份の景色と美味しいものを堪能できたので、やはり行って良かったと思います。でも帰りはタクシーを使いました(笑) 新しい挑戦2 臭豆腐を食べる 臭豆腐とは、豆腐を主に植物性の発酵液に漬けて風味を付けたものなのですが・・・とにかく臭い!屋台の横を通り過ぎるだけでも鼻ににおいがこびりつき、しばらく臭くなります。なんでこんなに臭いものを作ったのかは分かりませんが、せっかく来たのだから挑戦するしかありません。地域差があるようですが、台湾では揚げたものが主流のようで、この揚げる過程でにおいが周囲に広がり、とんでもない破壊力を持ちます。しかし実際食べるときには香ばしく揚がっているので、においはかなり抑えられたように感じました。肝心の味は・・・やはりちょっと臭い(笑)食感はほぼ厚揚げで、しょうゆベースの美味しいタレをかけて食べましたが、ふとした時に息を吸うと気になる程度に臭い。 向かいの席に座っていた台湾人のお母さんは、臭がりながら食べる私を見てとても笑っていました。その横で小さな男の子がとても美味しそうに臭豆腐を食べていました。なぜ臭豆腐が生まれたのか、こんなに臭いのに食べる習慣があるのか、私にはとても不思議でしたが、それを疑うことなく、当たり前に美味しそうに食べている人たちもいるという、まさに異文化の面白さだなと思いました。 このほかにも台湾式マッサージを受けてみたり、夜市で日本のお祭りのような屋台のゲームをしてみたり、様々なことに挑戦した充実した台湾旅行となりました。大変な移動や臭い食べ物も今では全ていい思い出です。皆さんも旅行に行った際は、ついつい避けてしまうようなことにあえて挑戦してみてはいかがでしょうか。