韓国語と日本語の魅力 ~言葉の響き、形~
こんにちは。翻訳事業部の金と申します。 私は小さい頃から他の言語を学ぶのが好きでした。 テキストを見て学ぶよりも、実際に人が喋るのを見て真似してみたり、 テレビや映画を見て気に入った響きのセリフをそのまま繰り返してみたり、 その言語を知れば知るほど、その国や国の人とも距離が縮まるように感じられるのが楽しかったです。 言語は、その国が歩んできた歴史、住んでいる人々の価値観や文化を反映するものだと思います。 自分の母国語である韓国語と、母国語と同じくらい大好きな日本語について、話してみたいと思います。 韓国語はハングルという文字体系を1つ覚えておくと、 基本的に読み、書きはすべてできるようになります。 意味は分からなくても読める!までにはできるようになります。 日本語はひらがなとカタカナ、漢字という3つの文字体系を覚える必要があります。 ただ、韓国語には意味を区別するため、スペースをあけるのが必要で、 나는 고양이보다 강아지가 더 좋아. 私は 猫より 犬が もっと 好き。 →日本語で同じく表すとこのようにひとつの意味伝達が終わった時点でスペースを空けるのです。 私は韓国人と日本人の性格的な特徴も言語に込められていると思います。 比較的に素直で直線的な表現を好む韓国では、 ~と思います、~の方が望ましいですなどの余地を与える語尾はあまり使わないです。 ~です、~が良いですのようにはっきり意志を伝える語尾が会話でも文章でも多く見られます。 私は、韓国にいるときは表現の仕方が日本ぽいとよく言われることが多かったのですが その理由はおそらく、遠まわしの表現を使っていたからではないかと思います。 最後に響きがすきな韓国語と日本語をあげてみたいと思います。 【韓国語】 물결(Mulgyeol): 波 구름(Gooreum):雲 사랑(Sarang):愛 물들다(Muldeulda):染まる 마음(Maeum):心 【日本語】 風見鶏 水色 舞い落ちる こころ 文字だけで言うと韓国語は「ㅇ」、日本語はひらがなの「る」が一番すきです。 どちらもまるまるとして発音も形も可愛いからです! これからも、韓国語と日本語の魅力をもっと知っていきたいです。 みなさんも言語を学んで好きな言語の魅力に染まってみるのはどうですか? その言語を使う国や人の魅力まで見えてくるかもしれません。 翻訳事業部 金