バカンスのススメ
残暑お見舞い申し上げます。通訳事業部の松長です。今年の夏はサウナかと思うほどの猛暑日が続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?私は、はい、絶賛夏バテ中です。チームのメンバーにも体調を崩している人がちらほら…。 こんな暑い日に満員電車に揺られ会社に向かっていると、前職の関係で1年程住んでいたフランスの夏を思い出します。 ご存知の方もいらっしゃるかもフランス人の有給休暇はなんと、1年に5週間!法律で義務付けられているので、どんな職業の人でも丸1ヶ月近く夏休みを取るのが当たり前です。そう、皆さんご存知のバカンス!日本のサラリーマンには考えられませんね~。うらやましい。 さて、そんなに長いお休み、何をしているのかというと…ほぼ何もしていない、が正解です。Vacancesの語源は「無、空っぽ」だそうで、その意味の通り、何もせず、のんびり、だらだら、がルールです。バカンス先はみんなこぞって南を目指すので、もはや民族レベルの大移動が起きるのですが、移動した後は、好きな時間に起きて、ご飯をたべて、本を読んだりお散歩したり、そのあとまたお昼寝して…の繰り返し。自由。 せっかく遠くまで来たんだから、もっとあちこち見て回ろうよ!と思われるかもしれませんが、日本人の旅行の感覚とは少し違うのかもしれません。忙しい仕事や街の喧騒から離れて、ココロもカラダも空っぽにして、家族や友だち、大切な人達とのんびり過ごす。なんだかとってもエネルギーチャージできそうですね! どこか出かけるとついガイド本片手に張り切って、帰るとぐったり、なんていう方は、次回の長期休暇は思い切ってバカンスしてみるのはいかがでしょうか?