ヨガの世界
こんにちは。翻訳事業部の春日です。真夏のような日が続いていますね。体調など崩されていないでしょうか。 最近は、暑さなどで動く気がしない時ほど身体を動かそうと心がけており、ジムで習っているヨガが日課となりつつあります。身体に良さそうという軽い動機で始めましたが、思った以上に奥深い世界でした。 そもそもヨガ(Yoga)とは何ぞやといいますと、サンスクリット語で「頸木をかけて家畜を御する」を意味する「Yuj」という単語が語源と言われています。転じて、乱れがちな心と身体のバランスを保つ意味で、現在の使われ方になったようです。 ヨガで大事なのは「あるがままを受け入れる」ことで、ポーズの完成度ではないと考えています。周囲の世界をシャットアウトして自分との対話を深めることから、ヨガは「動く瞑想」と呼ばれることもあります。呼吸に合わせたポーズを通じてその時の自分を見つめる、良し悪しを求めることなくそのまま受け入れる——同じ東洋発祥のためか、こういった考えは禅に通じるものがあり面白いですね。 個人的には、ハードに動くほど自分にのめり込めるので、クールダウン時のリラックス効果が高い気がします。いったい何を目指しているのかとしばしば言われますが、自分でもそれはよく分からず、しかしそれでいいのかもしれないと思う今日この頃です。 スピードに追われる今の時代では、立ち止まることは大事だと思います。ヨガに限らず、自分の内側に向き合う時間を作ってみてはいかがでしょうか。