創業20周年にあたり
この9月で当社は創業20周年を迎えることができました。2000年に起業してから今までを振り返ってみますと、様々な方々にお世話になりながら今日に至っていると実感しています。沢山のご依頼を頂いた多くのお客様、これまで一緒に仕事をしてきたパートナーの方々、色んな仕事を頑張って遂行してくれた社員の皆さんと日々支えて下さった社員のご家族、仕事や知人を紹介してくれた友人や先輩・後輩、応援してくれた家族。本当に多くの方々のお陰で、こうして今も事業を継続することができており、それは極めて幸運なことです。ご支援・ご協力を頂いた方々に心から感謝を申し上げたいと思います。 最初役員2人で始めた当社ですが、2005年頃までは正社員1名、パート数名のチームだったかと思います。その後、正社員採用を徐々に増やしながら体制を拡大し、リーマンショックと東日本大震災をみんなで乗り越えてきました。10年目頃になると売上も安定し、リピーターになって下さるお客様がどんどん増えていきました。2015年を過ぎると更にお客様が増加し、今では年間1,000社を超える法人企業とお取引をするまでになりました。パートナーである登録翻訳者・通訳者は約2,000人に達し、社員も30名を超えました。 自分自身も経営者になって20年になりました。これまで創業経営者として経験を積んでこられたのは自分にとって貴重な財産です。又、多くの方々と一緒に仕事をしながら、沢山の若者の人材育成にも幾らか貢献できたのかもしれません。日々、楽しいチャレンジの毎日であったと思い出されます。 2020年の今年は新型コロナウイルスの感染拡大で、世界中が大変厳しい状況にあります。当社も、お客様の国際会議の開催が殆ど中止され、通訳事業は大きな影響を受けました。しかし、遠隔リモート同時通訳など、新しい技術を使った新サービスのご提案をすることで、お客様のビジネスが継続できるよう、支援体制を整えています。又、当社の社内スタッフもその多くが在宅リモート勤務となり、新しい形の就業形態に取り組んでいます。社員の皆さんはオンライン会議やオンライン営業にも徐々に慣れてきているように見えます。これから新しい価値観による新しい働き方に変わっていくのかもしれません。 当社は今、創業20年を超えましたが、これから10年後の2030年、そして30年後の2050年の会社の姿を考えています。社会に貢献し続け、長期に亘って成長・発展し続けるブレインウッズをみんなで作っていきたいと思っています。 代表取締役社長 相田和宏