ネコ目ネコ科、英語の総称は?
はじめまして。翻訳事業部の大嶌(おおしま)と申します。6月から社内翻訳者としてブレインウッズに勤務しています。どうぞよろしくお願いします! さて突然ですが、私は無類の猫好きです。物心ついたころからなぜか猫が大好きで、あの何とも言えないシェイプを街中や旅先で見かけたりすると、嬉しくてデレデレ~っとしながら話しかけてしまいます。 街中の猫では飽き足らず、動物園に行けば必ずネコ目ネコ科の動物、ライオンやトラやチーターなどをチェック。そして「まさに大きなからだの猫だなあ~かわいいなあ~」という認識を新たにします。 ライオンが「大きなからだの猫」?そうなんです、ネコ目ネコ科の動物、英語で総称すると「Big Cat」なんです。もう何のひねりもありません。やっぱり英語って合理的でわかりやすいですね! もうひとつ。googleイメージ検索で「Big Cat」と打ち込んでみると・・・ライオン、トラ、チーターなどの写真がたくさん出てきます。かたや太った猫ちゃんの写真はほんの数枚なんです。ここから「英語を母国語にしている人たちが「Big Cat」と聞いたときにまずイメージするのは、太った猫ちゃんじゃなくて、ライオンやトラなんだよ」ということがわかります。 ネコ科ネコ目の動物は「Big Cat」。覚えていただけましたでしょうか?飲み会の小ネタに使ってみてください。 ブレインウッズには私を含め猫好きがとても多いのですが、有名人にも猫を愛する人たちがたくさんいて、エッセイなどで「いかに猫を愛しているか」を熱く語っています。その中で何冊かおすすめしたい本をご紹介させていただきます。 向田邦子著 『眠る盃』 作家の向田邦子さんは、一時期「マミオ」「チッキイ」「伽俚伽」という3匹の猫を飼っていました。中でも「マミオ」がご贔屓だったのですが、それを他の2匹に悟られないよう、かなり気を使っていたようです。その奮闘ぶりが笑えます。 「マハシャイ・マミオ殿」が必読です。あーわかるなあ(笑) 伊丹十三著 『再び女たちよ!』 映画監督の伊丹十三さんは、飼い猫の「コガネ」を溺愛していました。「コガネ」のこと、きっと飼い猫ではなく女性と思っていたのではないでしょうか・・・。 以下『再び女たちよ!』から抜粋します。コガネへの愛がビシビシ伝わってきます(笑) 「ねえ、あたしとコガネとどっちが可愛い?」などと訊ねるのであるが、冗談じゃあない。きみなんかコガネの百分の一も可愛くないのであって、もしもコガネの半分も可愛い女がいたら、私はすべてを投げうって顧みないだろうと思うのである。」 こういったエッセイを読むと、あんなにワガママで好き勝手に生きてるのに、こんなにも愛される猫ってすごいなあと思います。来世は猫になりたいと思う今日このごろです。