Brainwoods Staff Blog

春の訪れ

はじめまして。通訳事業部の河北と申します。どうぞ、宜しくお願い致します。 段々気温があがり、日差しに春を感じられるような季節になってきましたね。 みなさんは、「春」と聞いた時に、何を思い浮かべますか? 「桜」や「お花見」を思い浮かべる方も、多いのではないでしょうか。 桜と言えば、4月に咲くソメイヨシノなどが有名ですが、もっと早く咲く桜があります。 それは、河津桜です。 ソメイヨシノよりピンクの色が濃い河津桜は、2月から咲き始め、1か月ほど咲き続けます。一般的に、桜は開花してから7日間ほどで散るため、この桜は長きに渡り楽しめることで有名です。また、川沿いに咲く河津桜が有名な伊豆では、毎年河津桜まつりが開催され、多くの人が桜を見に訪れているそうです。 社会人の方々は、行きたくても仕事の都合上、伊豆まで遠出するのは難しかったりしますよね。実は、都内でも咲いている場所があることはご存知ですか。 みなさんも、きっと一度は訪れたことのある、代々木公園や新宿御苑、井の頭恩賜公園などにあります。 先日、その一つである林試の森公園に行ってきました。伊豆と比較すると本数は少ないですが、満開の河津桜が出迎えてくれました。 青空と桜のピンク色のコントラストが美しく、外国人の方々が桜を見に、春に日本を訪れる気持ちが分かるなとしみじみ思った一日でした。 来年こそは、川沿いに咲く鮮やかなピンク色を見に、伊豆まで行きたいです。 これからは、ソメイヨシノや八重桜などが開花しますね。 今年の都内の開花予想は3月25日、見ごろは4月3日頃だそうです。 ぜひ、短い桜の季節を目いっぱい楽しんでください。

十人十色

はじめまして。翻訳事業部の河合です。どうぞよろしくお願いします。 ことわざにもあるように、日本語では人の性格や性質を色で表すことがあります。 生まれたとき、私は無色でした。幼い頃から父の仕事の都合で海外を転々とし、その中で赤になったり、黄色になったり、緑になったりしました。 この色の変化は、いつも人との出会いや場所の変化によって訪れます。最初に色を変えたのはきっと言葉を覚えて人と会話をした時で、何回かあった変化の中で一番鮮明に覚えているのは、アメリカで暮らすことになった初日です。でも色の変化は何も、大きな環境の変化により起こるものとも限りません。 みなさんも日々、色が変わっていると思います。オレンジの人と一緒にいるとオレンジ系に、ブルーの人といるとブルー系に、というように、普段の生活の中でも色の変化は起こります。また、初対面の人でもなんか落ち着くな、合うな、という人は同色系の人なのかもしれません。 そう考えると、たくさんの人と出会う、違う文化の人と出会う、ということは、自分の色を見つける旅のような気がします。しかし、旅にはいろんなものが必要ですよね。お金はもちろん、カバン、靴、メイク道具、パスポートなど。そして時には、言葉も必要です。 確かに音楽やダンス、アートなど、言葉がなくても通じ合えるものはこの世にいくつもありますが、やはり言葉を知っていると、より一層身近に感じ、楽しめる気がします。外国の人とは外国語で会話を、時と場合によっては手話で誰かと会話をしたりもするでしょう。 翻訳や通訳というお仕事は、やや専門的に感じられるかもしれませんが、実はそういったコミュニケーションを手伝う、1つの要素に過ぎないのではないかと考えています。 国内に限らず、世界中で、人生を色づける出会いがあるはずです。私たちブレインウッズのお仕事が、みなさまがご自身の色を見つける1つのきっかけになれればいいな、と思います。

カルチャーショック

初めまして。昨年4月に新卒で入社した、桜本と申します。通訳事業部でコーディネーターをしています。 ブログを書くのは今回が初めてなのですが、ヨーロッパへ留学や旅行で何度か行った中で、私が受けたカルチャーショックをご紹介します。 こちらは、イギリスのコピー機か何かのお札を入れるところだったと思いますが、「女王のお顔が上になるように」お金を入れてください、とあります。日本の場合、野口さんや福沢さんのお顔を上に、となるのでしょうか。挿入口がまっすぐではないのも、面白いと思いました。 こちらは、カタールを経由してヨーロッパに向かう時の機内食で出てきたジュースです。ゼリーのようなカップに入っていて、飲み方が分からず戸惑いました。少しだけふたをめくって、こぼさないように飲みました。 次も、イギリスのロンドンにて、海外でよくある街中のパフォーマンスのひとつ。全身銀色の方が、まるで浮いているように見える、というものです。私は、日本ではまだ、このようなパフォーマンスは見たことがありません。 オランダに行った時は、ウワサの「橋が開いているから待つ」という経験をしました。オランダは、海の上を車が普段通っていて、大きい船が通る時は、道がぱかっと開きます。そのため、車や自転車、歩行者は船が通るまで待たなければならないのですが、それを遅刻した時の言い訳にする人もいるようです。 こちらも、オランダの道路で発見しました。この歩行者用押しボタンの標識に、何か違和感がありよく見ると、ボタンの位置が、高い!オランダ人の平均身長は、世界一とも言われており、男性で184センチ、女性で171センチだそうです。そのため、お手洗いにある鏡も高い位置にあり、背の低い私は映りませんでした。 またまたオランダです。今度はトイレのドアのマーク。我慢していますね(笑) 海外旅行をよくされる方は、もう既にご存知かもしれませんが、以上、私が見つけたカルチャーショックでした。他にも面白いカルチャーがあれば、是非教えてください!桜本

お正月便り

はじめまして。経営管理部の小林です。 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 平成29年が始まりました!今年はいつになく穏やかなお正月でしたが、皆様はどのようにお過ごしでしたでしょうか。 私は年末から実家に帰り、お正月を迎える準備でばたばたと過ぎていきます。大晦日は、紅白歌合戦をみたあとに近所の銭湯へ行くのが恒例。ゆっくりお風呂につかりながら一年の出来事を振りかえりつつ、しみじみ迎える新年はなかなかいいものです。 そして、 元日は、おせちやお雑煮をいただき(完全に食べ過ぎ)、 二日は、またまた銭湯の朝風呂に駅伝、 三日は、初詣へ。。。 ちなみに、今年の初詣は深川にある「富岡八幡宮」で参拝してきました。大行列でしたが、日差しがとてもあたたかく助かりました。 富岡八幡宮は、寛永4年(1627年)創建、江戸の庶民から信仰を集めた江戸最大の八幡様です。ちなみに、例祭は江戸三大祭の一つに数えられ、50数基のお神輿が水をかけられながら渡御するのは見ごたえがあります。(3年に1度が本祭り) それにしても、お正月ってたくさんの風習がありますね。 おせち料理・お正月飾り・初詣・七草粥・鏡開き・・・少しずつ形を変えながらも長く受け継がれ、そのひとつひとつに大切な意味がこめられています。 お正月に限りませんが、四季折々にある日本の風習を大切にしていきたいなぁと思う今日この頃です。

京都人の裏の顔

みなさまこんにちは。京都支店の荻野です。 さて。私は京都に居ります。 良いところに住んでいらして羨ましい、と東京の方から言われることもしばしばありますが、そうですね、落ち着いた良い町ですね、と素直に答えるべきか、いえいえ、そんなこともないですよ、と謙遜しつつ正直に答えるべきか、私にはいつもちいさな葛藤があります。 関西にお住まいの方々には、幾分か首肯していただけるのではないかと思いますが、住めば都、されど京都。なのが、この京都という町です。 しかしながらディープな京都の話はまた別の機会にとっておくとして、今回は「住む京都」のとっておきをご紹介します。 なんといっても地元の人が圧倒的に多い土地柄からか、市街地を含むほとんどの地域で町内会がしっかり機能しています。 京都に移り住むということはすなわち、その地域の町内会に入ることを意味します。もちろん入会拒否も可能ですが、となると町内の行事に軒並み誘われませんし、「変わってる」と噂を立てられますので、精神的にかなりタフでないと難しいといえます。 町内の行事は、主たるものでいえば 地蔵盆(8月末) 学区民運動会(10月の体育の日前後) の2つです。 地蔵盆とは、日々子どもの通学を見守ってくれている地域ごとのお地蔵様をお祀りする行事で(京都は町のあちこちで道祖神が祀られており、道祖神信仰と地蔵菩薩信仰が結び付いたものといわれています)、お地蔵様の前にお供え物を並べてお参りし、その日は子どもたちのためにいろいろな催しを行います。 まず会場設営。子どもたちの提灯を提げ(京都では地蔵盆用に、子どもの名前を入れた提灯を各家庭で作ります)、子どものための遊び場を作ります。家の前の道路を使いますので、地蔵盆期間中はほぼ「通行止め」となります。 朝は朝食用に町内のパン屋さんの作るパン、お昼どきには子どもたちの大好きなハンバーガーが配られます。おじいさんたちは氷商で仕入れた氷で作るかき氷を振る舞ってくれます。飲み物はビールを含めて飲み放題、宵に近づくと、こんどはいつも通う小学校が舞台となった「お化け屋敷ツアー」があり、そこから帰ってくると夜の宴会が待っている、という具合です。 子どもたちにとっては夏休み中の楽しい1日になり、大人にとっては、この日をきっかけにご近所さんの知り合いが増え、住み心地もぐっとよくなるという、町内交流の貴重なイベントといえます。地域の防犯にもつながりますし、本当に良い機能を兼ね備えているといえます。 もう1つのイベント、学区民運動会。 京都では知る人ぞ知る常識なのですが、京都市内、区ごとに分かれる地域の中でさらに、「学区」という区分が存在します。この学区単位で、町内の体力自慢が集まり、大人も子どもも一緒になった運動会が開催されます。この運動会、私の住む地域に限らず、どの地域でも地元のみなさん、ものすごく気合いが入っています。運動会前になると、ジョギングをしているお父さんたちの姿をちらほらと見かけます(それもマラソンランナー姿)。「本気やん!」と毎年心の中で突っ込んでいるのですが、それくらいみなさん本気です。 とくに「綱引き」「町別対抗リレー(10代~50代のメンバーで構成)」は上位に入ると得点が高いので、本気の地域は事前に勝てるメンバーを選出し、早々に家々を回って打診をしているようです。 参加賞から入賞賞品まで全て地域のもので用意され(実用的なものが多いので助かります)、 特賞にいたっては地域にあるフレンチレストランのディナー無料券(1万円~)などなど、なかなかに豪華です。尚、優勝~3位入賞の町には表彰状が授与され、その町内の掲示板に1か月ほど掲示されていたりします。「どや!」てなもんですね。 ちなみに、昨年は私の住む町内が優勝しました。尚、私はこの時期決まって風邪を引くので参加していません(笑)。 それにしてもこれって、京都人の別の顔だったりしませんか? 「はんなり」なのは実は表の顔なのです(笑)。 ここまで書いて、京都人のどなたかにきっと怒られる!とちょっとこわくなりましたが、所詮よそ者のたわごととして、流していただければ幸いです。

フランス人の運転は本当に粗い?

こんにちは。京都支店の朴です。 9月末、遅い夏休みに、家族旅行でフランスのニースに行ってきました。 滞在中は天気に恵まれ、毎日が海日和でとても楽しい時間を過ごすことができました。 (今も若干、日焼けの跡が残っています。笑) ご存知の方が多いと思いますが、フランス人は運転が粗いとよく言われます。車のバンパーはぶつけるためにあるとか…。まぁ韓国もどちらかというと粗い方なので、フランスの運転にはあまり驚きませんでした。 むしろ、来日して間もないとき、日本人のマナーの良い運転に感動しました。 フランス滞在中は車に気を付けるようにしましたが、信号のない横断歩道を渡るときは、どの車も歩行者が先に渡れるよう、止まってくれました。 当たり前でしょ!と思う方が多いと思いますが、日本では信号のないところだと、意外と停止してくれないのです。 JAF(日本自動車連盟)の調査で「信号機のない横断歩道で歩行者が渡ろうとしていても、9割以上の車が止まらない」という結果が発表されています。 確かに、フランス人の運転は粗いと思います。日本人の運転が世界的に見てマナーが良いということも間違いないです。ただ、どの視点で考えるかによって、見方も変わるのかなと思う旅でした。

オリンピック・パラリンピック

こんにちは。ブレインウッズ映像翻訳事業部の佐藤です。秋台風がどんどん発生すると共に暑さも和らいで秋らしい気候になってきました。 さて、今年の夏のハイライトといえばリオデジャネイロで開催されたオリンピック・パラリンピックですね。普段家で映画やドラマばかりを見ているようなスポーツに疎い文化系の私でも、同じ人間とは思えないような超人的な記録や、チームワークには心打たれるものがありました。 さらに、閉会式での引継ぎセレモニーにはとても感動し、東京オリンピック・パラリンピックへの期待がさらに高まりました。あのセレモニーを見て、長年東京に住んでいる私ですら「東京ってかっこいい!日本って最高にクール!」と思ったのですから、きっと海外の方の心も掴めたのではないでしょうか。注目のクリエーターたちによる最先端の技術を取り入れた華やかなパフォーマンスや、アニメという日本が世界に誇るべき文化が見事に融合していたように思います。同時に、こんな素晴らしい文化や日本のことをもっと海外の方に知ってもらいたいと思いました。 翻訳という仕事を通して、そのお手伝いをますますしていきたいと思う今日この頃です。

「片付け」の効用

こんにちは。ブレインウッズ翻訳事業部の小林です。 お盆も明け、そろそろ秋の足音が…聞こえてきてほしいところです。 今回は私が最近はまっている「片づけ」から考えたことについてお話ししたいと思います。 もともと私自身も家族も片づけが苦手だったので、実家は物であふれていたのですが、数年前近藤麻理恵さんの「人生がときめく片づけの魔法」を読んで以来、 片づけが大分できるようになりました。 実家を出た今は、前に比べれば少なくなったものをさらに減らせないか試行錯誤の日々です。 最近では「断捨離」「ミニマリスト」といったワードを巷でよく耳にします。 詳しい説明は省きますが、どれも根幹には「自分にとって大事、必要なものを見極めるのが重要」というマインドがあるようです。 最近思うのは、この考え方は片づけだけではなくて、日々の生活、仕事でも大切だな、ということです。 特に今の社会は、モノも情報もあふれかえっています。でもその全てを平等に大切にすることはできないですよね。その時に、いかに取捨選択をして、必要なこと、大切なことを選びとっていけるか。「捨てる、手放す」ことは時に勇気がいりますが、そうすることで自分に余裕が生まれて、さらに新しい知識や情報を取り入れられるのではないかと思います。個人個人の取捨選択の力が今後さらに重要になっていくのではないでしょうか。 最近なんだかすっきりしない、うまくいかない…そんな時にはぜひ、身の回りのモノや情報を見回して、片づけをしてみてくださいね。

ボルダリングはじめました

こんにちは、翻訳事業部の春日です。 いよいよリオデジャネイロオリンピックが始まりました。皆さんは何かご覧になったでしょうか。どんなスポーツでも、身体能力を最大限に使って極限を求める姿には魅入ってしまうものがありますね。 ところで私は去年からジムに通い始めており、最近調子に乗ってボルダリング(ジム)デビューを果たしました。ボルダリング(Bouldering)とは、ロッククライミングの中でも道具を使わない「フリークライミング」の一種で、ロープ等の命綱を使用せずに、身体ひとつで壁を登る競技のことです(boulderとは、「大きな丸石」という意味)。 当日は映像部の先輩に手とり足とり教えていただいたものの、運動に縁のない人生を送ってきたことがたたってか、ルールの理解と落ちないようすることで頭がいっぱいいっぱい。それでも全身を使ってよじ登ったり、マットへ飛び降りたりと、久しく経験していない感覚を味わえたのがなかなか新鮮でした。 高度に発達して指先ひとつで何でもできる世の中に、こういう原始的なスポーツが流行っているのも何となく理解できるような気もします。 それに色とりどりのホールド(掴む突起部分)が一面に取りつけられた壁はカラフルなペンキがはねているようで、そこに人がよじ登っている様子を遠くから眺めると現代アートのようだなあとも感じたボルダリングデビューでした。 2020年の東京オリンピックの追加種目としても選ばれたクライミング。一体どのようなゲームが繰り広げられるのか、今からでも楽しみですね。

京都旅

こんにちは!今回は映像翻訳部、佐野が担当です。暑い日々が続きますが皆さまいかがお過ごしですか。私は若干夏バテ気味なようで、最近バッグにいつも梅干しが入っています。。。 さて、去る7月の三連休、暑い中、東京のスタッフ何名かで京都に行ってきました。 着いた途端、陽射しが強く、空気もムワッとしていて早くもめげそうになりましたが、鴨川へ行ったり、下鴨神社へ行ったり、みたらし団子や冷やし甘酒をいただいたり、暑さに負けず京都を存分に楽しみました。 土曜日の夜は祇園祭りの宵山(山鉾行事の前祭)の様子も見ることができ、駒形提灯とお囃子と、屋台と人と、活気がなんとも言えません。お囃子はあの高い音とメロディーがとても日本らしくて、涼やかで、聞いていてとても気持ちが良いですよね。日本の文化や伝統はやはり素晴らしいなと感じます。ちなみに駒形提灯は鉾ごとにこだわりがありデザインなどが違っているそうですよ。面白いですね。 正直言ってしまうと、あまりの人の多さに迷子にならないかヒヤヒヤしていたことの方が印象強かったのですが 笑 。それだけ人々に愛される行事ということですね。 京都のスタッフにも会うことができ、とても有意義な旅行でした。 さて、最近は日本全国津々浦々のお客様から、訪日外国人観光客向けの翻訳などお問い合わせを多くいただいております。日本の良さを世界に広めるお手伝いができ、嬉しい限りです。皆さま、ご興味あれば是非お問い合わせください!